時代の扉
新しい時の中
流れる鐘の音に耳をかたむけた
夜の光と星屑に
小さな夢を描いて

戻れない哀しみは
真夜中に咲く
可憐な白百合に似て
きみの色に染められてゆく

捨て切れない想い
肩をよぎる風は
冷たさの中に
現実を見せてくれる

言えないことばを
偽りの笑顔で見せてみた
流れる涙の中で
ずっと閉ざされた心

寂しく揺れる赤の灯火は
すべてを止めてくれる
だけど時間は止められない
無邪気な子どもに戻りたくても

歩き疲れてたどり着いたのは
白いストライプで囲まれた
赤い灯火を抱いた
いつもの交差点だった

ここは過去・現在・未来
すべてを教えてくれる
歩いて来た道を戻る俺がいる
歩いて来た道を振り返らない俺がいる

また歩き出した
夜の街を心の赴くままに
暗い夜空を見つめて
流れる星をきっと探して

壊されてゆく
そして壊れてゆく
思い出は時を超えて
そして夢を壊して

自分自身を壊してゆく
すべてを壊してゆく
想い出も何もかも
そして夢を壊して・・・