地下鉄
人々がすれ違ってゆく
地下鉄を抜ける階段は
きっと心の中の雑踏
肩と肩が触れあう瞬間
きっと一人じゃないことに
気付いた


券売機で切符を買う
行き先は決まっていない
暗闇からやってくる電車
地下鉄のホームへと急ぐ

込み合う電車の中は
きっと孤独との戦い
幸せそうに飛び交う会話
今の俺には関係ない
きっと笑顔さえ
悪魔の微笑みに見えたはず

次の駅でベルがなる
発車のベルが耳をさす
その音が響き
やっとドアがしまる