陽炎
こわくって
走り続けた
紫紺の雨が身体を濡らす
俺はいつでも一人じゃない

あなたと誓った世紀の鼓動
隠した涙の陽炎に
しおれてゆく
あたなの白い花弁

どうすればいいのだろう
どこへ行けばいいのだろう
何があなたを苦しめる
そして俺を殺してゆく

その背中が遠ざかる瞬間
あなたは本当の意味を知るだろう