つわもの
ボロボロに傷付いた
体は蝕まれてゆく
記憶と憂鬱の狭間で
もがいている
ああ このまま道を
外れた自分が今日
記憶を消す旅に出た
悲しみの涙は
誰の為なのか
一流の看板を背負った
やつらに負けたくはない
そう思って生きてきた
自分を否めたくない
青く光る海に
真っ赤な太陽が降り注ぐ夏
その赤さが秋には
木々に移りゆく
冬には暖炉の灯になる
倒れてゆく兵士を
俺はたくさん見てきた
だからだからより
自分は負けたくない