ひとり涙
寂しさ紛らわせるためのため息
ひとつついて
適当な答えで返事をしてみて
結局何も言えない人だから
そう、知ってて

このままでいたいと思ったあなたの言葉を
くり返すから
一人で涙を流したあの日のことを
忘れない

着物をたたんでいる夕暮れの窓辺で
雫がずっとこぼれてゆくあなたの目に
浮かべた涙は可憐な塩水なんて
夢のない話だね

信じても裏切ってでもあいたい、あいたい
あいたいから
ずっとくり返す波を見つめるあなたの
その手を、、