はじまり
「おはよう」
何気ない当たり前の光景が
僕には特別な日の始まり

「どう?」
さり気ない空気のような一言が
ずっと頭をかけめぐる

さわやかな笑顔をいつも
見ているから視線は釘付けで
戸惑う僕を見てまた微笑むね

強がりばかりは一人前なのに
君の前だと何も言えない
すべてがあの日からだった

透明な夜の透明な雫を
いくつこれから数えれば
いつか君を名前で呼べるだろう