16ビート
あたたかい日差しがまだ校舎をつつむ放課後
放送の声に押し出されるように
ボクは校門をでていった
ふと前に赤いランドセル
そう君の姿を見つけたよ

君の吹く縦笛にドキドキ
ボクの心は16ビートで
刻むリズムは等身大の君がいる

幼い恋心好きと嫌いを繰り返し
君の家がもうすぐ近づくけど
ボクは後ろ姿を見るだけでせいいっぱい
声すらかけられない純情が
曲り角で終わるよ

いつもの電車乗り過ごし
待ち合い室で待っていると
ふとあの日の後ろ姿
向こうのホームに見つけた

君が見える窓から
眺める景色はきっと瞬いて
ボクの瞳は16ビートで
刻む少し大人の君がいる

純情と不純を繰り返し
大人への階段をのぼってきたけれど
あの日あの時描いてた
心はきっとあの時のまま