歩み
醜悪な乱れに心を閉ざした俺は
君のかげにさえ気づかず歩き続けた
戸惑い、迷い、進む道さえ決まらない
幾度となく引き返そうとしたことか
乱暴になりかけていた俺は
明日の生命さえ閉ざしかけていた
どうしようもない人間の俺に
君は一本の明るい道筋を照らしてくれた
君はもういないけど
心の中にずっといるから
明瞭な月明かりに照らされて
言葉さえかげを作っていた
君がいなければ、、ではなく
君がいるから
今日まで歩き続けることができた
そしてまた明日からも歩き続けることだろう