病魔
体が重たくて言うことを聞かない
さめた視線が突き刺さる
人はみな普通に生きているのに
俺だけがはみ出されたレールを歩く
言葉だけでは伝わらないこの苦しみ
朝が怖くて夜が長くなる
人はみな自由の階段を上るのに
俺だけが不自由の処刑台に立つ

自分で自分を殺そうとしても
どこかでためらうまた自分がいる
自由と不自由と理不尽の中で
もがいている自分と戦う

このまま時を止めてしまえば
楽になれるのに
流れる時間をどうすることもできず
ただ時間だけを感じている

体が言葉を失って
自由の階段を上れない
限られた空間の中で生きる苦しさ
誰にもわかれとは言わないけれど