短歌集1
高き空 めざしたちなむ 通天閣
われ等浪速の 誇りなりけり

青き空 見上げて立ちなむ 通天閣
浪速の雲を 下にしたがえ

おばに似た 人を車内で みかけては
今も元気かと ふと懐かしむ

つらい時 つらいとすなほに 言えたらば
人生はもっと 楽だったろう

恋しくて 待つみおつくし 大阪城
月夜のリズムは ハートをビートして

いとし子の 笑顔やわれを なごませる
嫌なことさえ その笑みに消え

胸のうち 明かす明かさず 迷う間に
新しい彼が できたと君は

月の夜 垣間見る君 いとおしく
『時間よとまれ』 深く思しきなり

迷ってる 自分の道と 未知の道
確かな足取り 確かに残して

あしひきの 山の峰から 舞い落ちる
あかときいろの 葉に魅せられて