僕は疲れた
ぼくは疲れた
ぼくはいつの間にか
血の涙を流し
血の海を歩いていた
ぼくの背中には何もなく
ぼくだけが知っている
夢の爆弾を抱いて
夢の列車に乗っていた
赤く染まったこのぼくの吐息
「紅に染まったこの俺を
慰めるやつはもういない」
どんどんにじみ出てくる血を
口にすると鉄の味がした
ぼくは染まってゆく
赤く赤く、赤く染まってゆく
「求めないでやさしさなんか
臆病者の言い訳だから」
ぼくはやさしさをばかり
求めてきたかもしれない
ぼくは寂しがり屋の
臆病ものだったかもしれない