おかあさん
おかあさん、僕は4度も入院し、何度も迷惑をかけました。
おかあさんはいやな顔一つせず、毎日病院へ来てくれました。
僕が特別な病気になったこと、あなたは自分をせめていましたが
おかあさんのせいには思っていません。

おかあさんとの思い出はたくさんあります。
小さいときはよくケーキやクッキーを作りましたね。

おかあさんはおかあさんを亡くして継母で育った環境から
僕らだけにはそんな思いはさせてはいけないと僕たちを
一生懸命育ててくれました。

自分が経験がないから、とあなたは自分をせめていました。

おかあさん、約束しましたよね
「どんなことをしてもいい。人に迷惑をかけなければ」と。
でも僕はおかあさんに迷惑をかけてしまいました。

4度の入院。
1回目は小学校のとき。ブランコに頭をぶつけて血だらけに。
一泊二日の入院。
それから2回目は8ヶ月にわたる大学時代の入院。
その毎日をあなたは見舞いに来てくれました。
雨の日も、晴れの日も。時には歩いて、自転車で。
それから3度目はヘルニアの手術のとき。
そしてこのまえの3ヶ月の入院。
堺だったにもかかわらず、自転車で大阪から見舞いにきてくれました。

マザコンて言われてもしかたないほど、よくしてくれました。
最近白髪まじりになってあなたも年をとったなぁと思いました。
孫ができてうれしそうに毎日のように抱いている姿。
僕がしてあげられなかった幸せを妹の真由美が作ってくれました。

おかあさん、あと何年一緒にいれるかわからんけど
言いにくいけど、感謝しています。

いつもありがとう。